復活150キロ!斎藤、Dバックス初登板で自責0 

[ 2012年7月23日 06:00 ]

<ダイヤモンドバックス・アストロズ>今季初登板し、1回を投げたダイヤモンドバックス・斎藤

ナ・リーグ ダイヤモンドバックス12―3アストロズ

(7月21日 フェニックス)
 右ふくらはぎや右上腕部を痛めてリハビリが長引いていた斎藤が、メジャーに復帰して即登板を果たした。10―1の8回、2番手で登板し1回を1安打1失点(自責点0)。失策絡みで得点は許したが、最速93マイル(約150キロ)の直球で復活を印象付け「ダイヤモンドバックスでスタートを切るという意味では特別な日」と喜びをかみしめた。

 復帰を待ち望んでいたカーク・ギブソン監督は「最高の投球だった」と大喜び。「投球術を心得ている」と信頼する右腕を、しばらくは連投させずに起用する方針だ。試合後の斎藤は「気合が入りすぎて1球も低めにいかなかった。(プロで)21年やってますけど、力んでしまうんですね」と苦笑い。既に94試合を消化しているが、42歳は「監督とコーチに精いっぱいやると約束した」と完全燃焼を誓った。

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2012年7月23日のニュース