木更津総合・高橋 延長10回V弾「振ったら当たった」

[ 2012年7月23日 06:00 ]

千葉大会準々決勝 木更津総合7―6西武台千葉

(7月22日 QVCマリン)
 無我夢中で走った。6―6の延長10回2死。木更津総合・高橋が豪快に振り抜いた打球は、QVCマリンの右翼席に達した。「振ったら当たったという感じです。外野の頭を越すとは思ったけど、入るとは思いませんでした」と満面の笑みを浮かべながら決勝本塁打を振り返った。

 序盤から木更津総合ペースで試合を進めたが、9回に追い付かれた。嫌な流れを断ち切る一振りに、エース・黄本(きもと)は「鳥肌が立ちました」と感謝し、五島卓道監督も「ここしかないというところで打ってくれた」と称えた。

 24日の準決勝の相手は松戸国際。昨秋は3回戦、今春は準決勝で敗れているだけに、高橋は「変わったところを見せつけます。最後の大会ですし、甲子園に行きたい」と雪辱を誓っていた。

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2012年7月23日のニュース