イチ 7年ぶり5試合連続無安打…打順変更も

[ 2012年7月8日 06:00 ]

<マリナーズ・アスレチックス>5打席凡退し、自己ワーストタイの5試合連続無安打に終わったマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ1―4アスレチックス

(7月6日 オークランド)
 マリナーズのイチローはアスレチックス戦で5打数無安打に終わり、05年7月31日~8月5日の自己ワーストに並ぶ7年ぶりの5試合連続無安打となった。1番打者の不調がそのまま響き、1得点のチームは延長11回サヨナラ負けを喫した。

 5回1死一塁の第3打席は甘いチェンジアップを強振も、こすったような当たりの右飛。打ち損じにイチローの口が思わず「アッ」と開いた。6月27日まで今季最長の8試合連続安打を記録したばかり。ところが、7月はいまだノーヒットで、打席数でも自己ワーストの23にあと1と迫った。好不調の波が激しい今季について「いかに紙一重のところで勝負しているかということですよね。(安打、凡打の)どっちにも転ぶ可能性があるということですから。そのせめぎ合いだろうね」と自ら分析した。

 「紙一重の差」とはいえ、7月以降の打率2割5分台(・258)はメジャー12年目で初めて。借金が15に膨らんだエリク・ウェッジ監督は「明らかに仕事ができていない選手がいる。結果が出ない選手は代えざるを得ない。後半戦は何か動きを見せないといけないと思っている」と打順変更などのテコ入れを示唆した。不振が続けば、イチローもその対象になる。

 ▼マリナーズ・川崎(10回から遊撃の守備で途中出場)毎日試合はあるから、あしたも切り替えてやる。

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