自力V消滅に岡田監督「知らんわ、そんなん」

[ 2012年7月8日 06:00 ]

<ロ・オ>7回無死、代打・福浦の場面で吉野の登板を告げた岡田監督だったがなぜか険しい表情を浮かべる

パ・リーグ オリックス5-8ロッテ

(7月7日 QVC)
 痛恨の逆転負けで、オリックスの自力優勝が75試合目で消えた。中盤から反撃を受け、5―4の7回、2番手・吉野が根元に逆転2ランを浴びた。4点リードからの逆転負けは今季初。リーグ最速で40敗目に達した。

 6回4失点の先発フィガロは7回もマウンドへ向かった。先頭の清田に代打・福浦が出たところで、岡田監督は吉野を投入。左腕は福浦に左前打を浴び、根元にはフルカウントから直球を右翼席へ運ばれた。指揮官は「追い込んでからなあ。(カウント)ツー、スリーにするから置きにいってしまう」と嘆いた。

 首位ロッテに敗れ、ゲーム差は12・5に広がった。昨季は73試合目の7月17日に自力優勝が消滅。今季も同じようなペースだ。「(自力優勝消滅は)あー、ホンマ。知らんわ、そんなん。一つずつよ、毎日試合があるから」と指揮官。村山良雄球団本部長も「数字上のことだけやから。まだまだ全然」と語気を強めた。

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2012年7月8日のニュース