青木 ミートも抜群!2安打で3割キープ

[ 2012年7月8日 06:00 ]

<ブルワーズ・アストロズ>7回、中前適時打を放つブルワーズ・青木

ナ・リーグ  ブルワーズ7―1アストロズ

(7月6日 ヒューストン)
 ブルワーズの青木宣親外野手(30)が6日(日本時間7日)のアストロズ戦で決勝本塁打を含む2安打2打点1盗塁。連続試合安打を13に更新し、打率を・303とした。今季5号は昨季ヤクルト時代の4本を上回り、打率、盗塁と合わせて今季の日本野手では「3冠」となった。

 また左腕討ちだ。青木は初回1死、ハップに対し、フルカウントからの甘い速球を完璧に捉え、右翼席へ5号ソロ。「きのうは零敗したので早い回に得点したかった」と打線を活気づけると、3番ブラウンがリーグトップを独走する2者連続の24号ソロを放った。

 パワーの次は巧みなバットコントロール。5―1の7回1死三塁では、前進守備の二塁左をゴロで破る中前適時打で追加点を挙げた。ハップとは5月17日に対戦。「ある程度の情報が蓄積できている」と、2度目の対戦が増えてきたことは打席内での余裕にもつながっている。規定打席には6不足しているものの、打率・303はリーグ13位相当。ロン・レネキー監督も「また仕事をしてくれたな」と称えた。

 チームは3本塁打で快勝。試合後は花火が打ち上がる中、「もやもやした気持ちはない」と笑顔で球場を後にした。

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