東海大・菅野、東洋大・藤岡ら161人がプロ志望届

[ 2011年10月13日 19:25 ]

 全日本大学野球連盟と日本高校野球連盟は13日、プロ入りを希望する選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、同日午後5時の時点で161人(大学74人、高校87人)が届け出たと発表した。締め切り時点の人数は2年連続の減少。未提出の選手は27日のドラフト会議で指名を受けられない。

 大学生は最速157キロの本格派右腕、東海大の菅野智之が提出した。巨人の原辰徳監督のおいで、巨人は昨年12月に異例の早さで1位指名を決めている。

 大学ナンバーワン左腕と評価される東洋大の藤岡貴裕や明大のエース野村祐輔も届け出た。ロッテが藤岡、広島が野村の1位指名を表明している。大学日本代表の主砲を務めた慶大の外野手、伊藤隼太や近大の変則左腕の中後悠平らも出した。

 高校生では金沢(石川)の釜田佳直、唐津商(佐賀)の北方悠誠と150キロを超す両右腕が提出。大型左腕の英明(香川)の松本竜也、スプリットボールが持ち味の聖光学院(福島)の歳内宏明、野手では甲子園出場経験がないものの1位候補の遊撃手、高橋周平(山梨・東海大甲府)も出した。

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2011年10月13日のニュース