ショック!自力V消滅…小川監督10秒で会見終了

[ 2011年10月13日 06:00 ]

<中・ヤ>6回1死一、二塁、ブランコに先制適時二塁打を浴び、悔しげな顔の増渕(左)

セ・リーグ ヤクルト3-4中日

(10月12日 ナゴヤD)
 ヤクルト・小川監督が絞り出した声はかすれていた。「負けたことが全て。これ以上コメントはない」。就任以来最短。10秒余りで会見を打ち切った。直接対決3連敗。自力優勝消滅の衝撃は大きかった。

 手は尽くした。ここ2試合で1得点の打線を大幅に組み替え。青木を昨年6月以来の3番に、1番に福地を起用した。しかし、打線は8回までわずか3安打。9回の粘りで1点差まで肉薄したがそこまでだった。投手陣は本来のムードを取り戻すべく、練習前の円陣で仕掛けた。伊藤投手コーチのアイデアで、村中が声出し役に荒木チーフ兼投手コーチを大胆指名。47歳チーフの「いくぞ!」に、選手は「ウオーッ」と今季一番の雄叫び。一致団結して臨んだが、増渕が6回途中で降板。3試合連続で先発が7回持たなかった。

 ▼ヤクルト・増渕(2度のバント封殺も5回1/31失点で今季11敗目)ブランコには内角低めを狙ったが、引っかけてアウトコースに入ってしまった。

 ▼ヤクルト・伊勢総合コーチ 何か変えなきゃ何も起こらない、と打線を組み替えたが、向こうの投手が一枚上手だった。申し訳ない。

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2011年10月13日のニュース