吉見、完封17勝目!中日5連勝でマジック2

[ 2011年10月13日 20:39 ]

ヤクルト戦に先発した中日・吉見

 プロ野球、中日―ヤクルト23回戦は13日、ナゴヤドームで行われ、中日が2―0で勝ち5連勝、リーグ優勝へのマジックを2とした。先発の吉見が3安打完封でリーグトップに並ぶ17勝目。中日が14日に巨人に勝ち、ヤクルトが阪神に引き分けか負けで、または中日が引き分け、ヤクルトが敗戦なら中日の2年連続リーグ優勝が決まる。

 首位中日と2位ヤクルトの直接対決の第4ラウンド。前日、マジック4を点灯させた中日は、勢いそのままに初回2死から平田、ブランコの連続二塁打で早々と1点を先制した。これで3試合連続の先制打のブランコは「チャンスだったので、打てる球がきたら積極的にいこうと思っていた」と話した。

 巨人・内海とならぶリーグトップの17勝目を目指す吉見は3回2死から上田に中前打を許し、盗塁を決められて2死二塁とされたが、続く田中の中前に落ちそうな打球を井端がダイビングキャッチ。好守にも救われ、無失点で切り抜けると、5回まで1安打無失点の好投。

 吉見は6回2死一、三塁のピンチを招いたが、畠山を中飛に打ち取って切り抜けると、その裏、中日は2死一塁から和田の左中間への適時二塁打で1点を追加した。

 ヤクルトは打線が振るわず、4連敗。

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