求心力 統率力を疑問視する声 真弓監督にも「解任」方針伝達か

[ 2011年10月13日 06:47 ]

 阪神の真弓監督は岡田彰布監督(現オリックス監督)辞任の後を受け、08年10月、阪神の第31代監督に就任。当初の2年契約が切れた昨年オフ、坂井オーナーの意向を受けた形で、あらためて2年契約を交わしていた。

 今季は2年契約に沿う形で、坂井オーナー、南球団社長ともに「続投は既定路線」と繰り返してきた。だが、開幕前は優勝候補にも挙げられた戦力でありながら成績は低迷したことで、ファンや世論では監督手腕への批判が渦巻いた。球団やチーム内にも指揮官としての求心力、統率力を疑問視する声も湧き上がった。

 球団首脳は「来季も真弓監督にやってもらうのが一番」と信頼を寄せ、続投を望む一方で「チーム再建には監督に退いてもらうしかない」と、断腸の思いで決断。既に真弓監督に「解任やむなし」の球団方針を伝えているものとみられる。

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2011年10月13日のニュース