これがエース プロ注目の吉永 決定打許さず初完封

[ 2011年8月18日 13:21 ]

習志野戦に先発した日大三・吉永

第93回全国高校野球選手権 準々決勝 日大三5―0習志野

(8月18日 甲子園)
 決してベストの投球ではないが、得点は許さなかった。プロ注目の大型右腕、日大三・吉永が準々決勝の3試合まで31安打を放った習志野打線を散発4安打8奪三振でシャットアウトした。

 立ち上がりは全体的に球が高かった吉永。ストレートは146キロ止まりだったが、右打者にはスライダーを、左打者にはシンカーを多投。回を追うごとに制球が良くなり、好機でも習志野の各打者に本来の打撃をさせなかった。

 ドラフト上位候補の右腕も今大会は2回戦の開星(島根)戦で15安打8失点と大乱調だったが、春の関東大会で1―9と負けた相手に「最後まで1人で投げきりたい」と宣言したとおり、見事な完封だった。

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2011年8月18日のニュース