和田2ランで中日が逆転勝ち!巨人、再び借金生活…

[ 2011年8月18日 21:01 ]

7回中日1死三塁、和田が左翼ポール際に逆転2ランを放つ

 プロ野球、中日―巨人12回戦は18日、ナゴヤドームで行われ、中日が2―1で逆転勝ちした。0―1の7回に和田が左越えに10号2ランを放った。巨人は5カード連続の勝ち越しはならず、再び借金1に逆戻り。

 前日(17日)はチェンにわずか2安打に抑えられ、勝率5割に逆戻りした巨人。再び貯金生活を目指す。

 初回、ソト、小野ともに3者凡退と上々の立ち上がり。2回、巨人は2死から6番・高橋信が中前打で出塁したが、続く高橋由が遊飛に倒れ、無得点。中日も2死から佐伯が中前打を放ったが、平田が遊ゴロに倒れて無得点だった。

 3回も巨人は三者凡退。その裏、中日は先頭の小田が左前打で出塁したが、送りバントの失敗もあり、無得点。序盤は投手戦となった。

 4回、巨人は1死から長野が左前打、続くラミレスが左中間フェンス直撃の三塁打を放ち、1点を先制した。巨人の得点は16日の中日戦の2回以来、20イニングぶり。ラミレスは「打った瞬間は(スタンドに)入ると思ったが、やっぱりナゴヤドームは大きいね」と苦笑い。ヤクルト時代の2007年以来、実に4年ぶりの三塁打となった。

 5回は両チームとも3者凡退。6回、巨人は2死満塁のチャンスに高橋信が三ゴロに倒れ、追加点は奪えなかった。

 中日は7回、先頭の大島が左翼線への二塁打で出塁。4番・森野の送りバントで1死三塁とし、和田が左越えに逆転2ラン。7月26日の阪神戦(甲子園)以来となる10号に和田は「打ったのはシュート。得点圏にランナーがいたので最悪でも外野フライという気持ちで打った」と声を弾ませた。

 中日は8回から浅尾をマウンドに。9回1死から登板した岩瀬は失策で走者を背負いながらもリードを守り抜いた。

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