一瞬にしてのみ込まれた智弁学園「凄かった 力負け」

[ 2011年8月18日 10:53 ]

準々決勝で敗退し、グラウンドの土を集める智弁学園ナイン

第93回全国高校野球選手権 準々決勝 智弁学園6―7作新学院

(8月18日 甲子園)
 一塁側ベンチの智弁学園・小坂監督は目の前で起きている光景に目を疑った。

 完璧に抑えていたエースがわずか9球3連打で同点にされると、犠飛で逆転を許した。送りバントなどせず、ただ好球必打に徹した作新学院に一瞬にして完全にのみ込まれ、最後の攻撃も3人であっけなく終わった。

 「相手の思い切りのいいバッティングが凄かった。素晴らしい」と完全に脱帽した小坂監督。3点を先制し、逆転されても、またひっくり返して終始ペースは握っていたはずだが、「打撃で振り負けないようにしてきたが、力負けです」と唇をかんだ。

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2011年8月18日のニュース