春のコールド勝ちから一転 完敗習志野「ああいう巨人を倒すには…」

[ 2011年8月18日 13:33 ]

準々決勝で敗退し、グラウンドの土を集める習志野ナイン

第93回全国高校野球選手権 準々決勝 習志野0―5日大三

(8月18日 甲子園)
 春の関東大会では大勝した習志野だが、本番の甲子園では日大三に完敗した。

 習志野・小林監督は日大三を“巨人”と例え、「ああいう巨人を倒すには自分からミスしたら勝てない。1人では倒せないんだから、力を結集しないといけなかった」と、総力戦で勝ってきたチームが大一番で、プロ注目右腕の吉永を攻略できなかったことに無念さがにじみ出ていた。

 関東大会で9―1とコールド勝ちしていた習志野だが、吉永はこの時投げていなかった。甲子園で目の当たりにした豪腕に「そう簡単に打てない」と選択したスクイズだったが、これが失敗。「前半で点を取れなかったのが…」と、小林監督は表情をゆがめた。

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2011年8月18日のニュース