歯8本ワイヤで固定 骨折の作新学院4番飯野 投打で活躍 4強つかんだ

[ 2011年8月18日 10:23 ]

接戦で準決勝進出を決め、山下(左)とタッチを交わす作新学院・飯野

第93回全国高校野球選手権 準々決勝 作新学院7―6智弁学園

(8月18日 甲子園)
 3回戦の八幡商戦で左上歯茎部分を骨折した作新学院の4番・飯野は準々決勝も強行出場し、2安打。投げてはリリーフで智弁学園を抑え、4強進出に大いに貢献した。

 歯8本をワイヤで固定。食事は固い物が食べられず、この日朝もそばを食べて試合に臨んだ。「もともと歯のかみ合わせが悪いから打撃のインパクトには違和感ない」と笑わせた飯野は9回、逆転のチャンスでは二ゴロだったが、逆転後の9回は3者凡退で締め、49年ぶりの4強進出を勝ち取った。

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2011年8月18日のニュース