寺原 史上2人目の13球団勝利に王手 阪神に完投勝利

[ 2011年6月7日 06:00 ]

<神・オ(4)>力投する寺原

交流戦 オリックス6―1阪神

(6月6日 甲子園)
 今季3度目の完封は逃すも、オリックスの寺原が4度目の完投で5勝目。チームを6連勝に導いた。

 これまで阪神には未勝利で「今年最後のチャンス。ぜひ勝ちたかった」。4回無死一、二塁では4番・新井にこの日最速の154キロ。最後は遊ゴロ併殺打に仕留めた。これで工藤(元西武)以来2人目の13球団(近鉄を含む)勝利に王手となり「あとは楽天。やりたいですね」と快挙達成に意欲満々だ。今季の阪神との「関西ダービー」は3勝1敗。岡田監督も「(寺原は)ウチの柱」と上機嫌だった。

 ▼オリックス・T―岡田(5回の適時打など2安打2打点)とにかくランナーを還すことを考えて、初球から思い切ってスイングしていこうと思っていました。

 ▼オリックス・北川(両アキレス腱痛で4試合ぶりの先発も3安打。2回は好走塁で得点)気持ちというか…。走れなくて迷惑をかけているんで、やれることをやろうと思っていた。

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2011年6月7日のニュース