村田、新沼両選手ら7人 仙台の避難所訪問

[ 2011年6月7日 18:52 ]

避難所を訪問し、子どもたちを激励するプロ野球横浜の村田修一内野手

 プロ野球横浜の村田修一内野手(30)、新沼慎二捕手(31)、中村紀洋内野手(37)ら7選手が7日、仙台市の避難所を訪問し、東日本大震災の被災者たちにサインボールや球団グッズを贈るなど交流の場を持った。

 避難所の体育館では約250人が生活している。新沼選手会長は宮城県石巻市出身で、両親や親戚が被災した。避難所へ向かう車中から被災地を見て「想像以上に傷痕は大きかった」と沈痛な表情を浮かべたが、被災者と交流し「みなさんが笑顔でほっとした。喜んでもらえるような野球をしたい」と話した。

 8日から仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で楽天と対戦する。主将を務める村田内野手は「横浜を応援すると言ってもらった。頑張りたい」と意気込む。昨年まで楽天でプレーした中村内野手は5月に入団後、1軍に初めて合流し「ここ(仙台)で1軍に登録されるのも何かの縁。勝負に徹したい」と話した。

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2011年6月7日のニュース