サボリ癖も今は昔 畠山にスコアラー感心「高い打撃偏差値」

[ 2011年6月7日 07:21 ]

<ヤ・楽>8回1死、畠山が右中間にソロアーチを放つ

交流戦 ヤクルト5―4楽天

(6月6日 神宮)
 ヤクルトの畠山が今季2度目の1試合2発。効果的なアーチがチームに交流戦初の3連勝をもたらした。

 地位が人をつくる。01年入団時から将来の中軸として期待されたが、2軍では「ちょっと目を離すと気が緩んでいる」(小川監督)とサボリ癖があった。

 しかし、09年夏にモデルの美里(みさと)夫人と結婚。食事、精神面で安定し、野球に打ち込める環境ができた。4番を任された今季は早出特打、休日返上練習は当たり前。1打席ごとにスコアラーに相手投手の傾向を質問して配球の読みもレベルアップ。山口ベンチスコアラーが言う「高い打撃偏差値」が努力によって開花した。

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2011年6月7日のニュース