馬原「やることはやってきた」復活の今季初セーブ

[ 2011年5月25日 22:32 ]

巨人に勝利し、抑えの馬原(右)からウイニングボールを受け取る3勝目を挙げた和田

交流戦 ソフトバンク2―1巨人

(5月25日 東京ドーム)
 1点リードの9回、ソフトバンクの勝利への継投策に迷いはなかった。不振を極めて2軍で再調整をしてきた馬原にマウンドを託すと、最速146キロをマークして三者凡退に抑えた。「すごくシンプルに投げられた。やることはやってきた」。今季初セーブを挙げた守護神の復活でチームは5連勝を果たした。高山投手コーチは「最後は当然、馬原ですよ」と、揺るがない信頼を口にした。

 右肘の違和感から復帰したばかりのファルケンボーグも8回を抑えて救援陣は本来の形を取り戻した。不在の間は、先発陣と森福らの代役の中継ぎ陣が奮闘して穴を埋めた。馬原は「僕らは僕らの仕事をして、接戦をとっていかないと」と責任感をにじませた。

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2011年5月25日のニュース