西武 トレードで江草、鬼崎を獲得

[ 2011年5月25日 06:00 ]

 西武は24日、2件の交換トレードを成立させ、シーズン中の緊急補強に乗り出した。阪神・江草仁貴投手(30)と黒瀬春樹内野手(26)、ヤクルト・鬼崎裕司内野手(28)と小野寺力投手(30)のトレードが、この日までに両球団と合意に達し、発表された。

 ▼ヤクルト・鬼崎 突然のことで、びっくりしています。ライオンズに行っても自分のできることを精いっぱいやりたいと思います。

 ▼阪神・江草 ライオンズという新たな場でさらに飛躍し、日本シリーズの舞台で甲子園、そしてタイガースファンの前に難敵として登板したいと思います。

 ◆鬼崎 裕司(おにざき・ゆうじ)1983年(昭58)4月7日、佐賀県生まれの28歳。佐賀工から関東学院大に進み、4年春に神奈川大学リーグでMVP。富士重工では06年日本選手権で優秀選手に輝き、チームの優勝に貢献した。07年大学・社会人ドラフト3巡目でヤクルト入団。1メートル77、77キロ。右投げ左打ち。

 ◆江草 仁貴(えぐさ・ひろたか)1980年(昭55)9月3日、広島県生まれの30歳。盈進(えいしん)では3年夏の広島県大会で31イニングで42奪三振の快投ながら、甲子園出場なし。専大4年春に東都リーグ2部でMVP、最優秀投手の2冠。チームの1部復帰に貢献した。02年自由枠で阪神入団。阪神では主にリリーフとして活躍。1メートル78、82キロ。左投げ左打ち。

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