イチロー「気持ちよさある」送りバントで6連勝呼んだ

[ 2011年5月25日 06:00 ]

<マリナーズ・ツインズ>ツインズ戦の10回、三塁への犠牲バントを決めるマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ8-7ツインズ

(5月24日 ミネアポリス)
 マリナーズのイチローが、教科書通りの送りバントで今季初の6連勝に貢献した。

 7―7の延長10回無死一、二塁。初球は小飛球になりやすい外角高めだったが、きっちり三塁手の前に転がした。「一塁でセーフになる必要はないし、あの守備隊形はさして問題にならなかった」。この後、1死満塁からロドリゲスが決勝の中犠飛を放った。8回に2点を返し、9回2死から同点に追いついての逆転勝利。借金も5月6日以来の1となり「(バントのサインが出て)形にするのは、一つの作品としての出来栄えに影響するわけでしょう。気持ちよさはある」と独特の言い回しで語った。

 5月11日以来の複数安打。メジャー通算2301安打とし、アル・シモンズ(元ホワイトソックス)の1627試合に次ぐ、史上2番目のペースの1635試合で、2300安打に到達した。 (奥田秀樹通信員)

続きを表示

2011年5月25日のニュース