駿太 肩で魅せた!初安打はお預けもキッチリ2犠打

[ 2011年4月14日 06:00 ]

<オ・ソ>1回、好返球を見せたオリックスの駿太(右)は、坂口とタッチを交わし、笑顔でベンチに戻る

プロ野球 パ・リーグ オリックス5-0ソフトバンク

(4月13日 京セラD)
 オリックスの新人・駿太が遠投120メートルの肩でファンを魅了した。

 初回1死二塁で内川の右飛を捕球すると、低い軌道で三塁へワンバウンド送球。タッチアップを狙った二塁走者・本多を刺して本拠地のファンを沸かせた。高卒外野手として張本勲氏(当時東映・本誌評論家)以来52年ぶりの開幕スタメン出場を果たした前日は2打数無安打で途中交代。この日も2三振を喫してプロ初安打はならなかったが3、5回は2打席連続で犠打をマークして持ち味は発揮した。開幕前は「打撃は課題でいっぱい。でも守備や走塁は常に100%でありたい」と守備や走塁にこだわりを見せていた18歳が、その言葉通りの活躍を見せた。

 ≪スンヨプ特大3ラン!5階席へ1号≫新加入の李スンヨプに待望の一発が飛び出した。2点リードの8回1死一、二塁から、右翼5階席へ豪快なダメ押しの今季第1号3ラン。「とにかく“何とかしたい”という気持ちが移籍初安打、初本塁打につながったと思う」。12日の開幕戦は3打数3三振。この日も3打数無安打で迎えた第4打席での今季初アーチに安どの表情を浮かべていた。

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2011年4月14日のニュース