教え子も涙…「残念です」「ゆっくりと休んで」

[ 2011年3月7日 06:00 ]

尾藤公氏、死去

 79年の星稜戦で延長18回の死闘を演じた際の箕島エース・木村竹志(当時石井毅、関西独立リーグ・紀州球団代表兼監督)さんは「いろんな思い出がよぎってくる。今は本当に安らかに、ゆっくりと休んでほしい」と恩師の死を悲しんだ。

 甲子園では苦しい場面でベンチの「尾藤スマイル」を見て「いつも安心できた。あの笑顔で、力を発揮しやすい環境をつくってくれた」。木村さんとバッテリーを組み、星稜戦の延長12回に同点本塁打を放った阪神の嶋田宗彦2軍バッテリーコーチは「残念です。厳しさの中に優しさがあった監督でした」と涙を浮かべた。

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2011年3月7日のニュース