からかわれた西岡 意地の三塁打に2打点

[ 2011年3月7日 09:20 ]

適時三塁打を放ったオリオールズ戦の5回を終え、ベンチでチームメートとハイタッチするツインズ・西岡

 ツインズの西岡は6日、リーカウンティでのオリオールズ戦に「2番・二塁」で出場し、3打数2安打2打点だった。内容は遊ゴロ、右前打(打点1)、右中間三塁打(打点1)。六回守備から交代した。チームは3―0で勝った。

 五回1死二塁。左打席に入った西岡は「ホームランを狙ってやる」と闘志をたぎらせた。ボール先行のバンデンハークが真ん中に投げてきた直球を強振すると、打球は右中間を深々と破り、三塁打となった。
 オープン戦初の長打は、昨季パ・リーグ首位打者の意地の一撃だった。伏線は一回の遊ゴロにあった。外角の直球をタイミングよくおっつけた納得の凡打だったが、ベンチで何人かの選手から「いつもゴロを打っている。ノーパワー」とからかわれた。
 一発狙いは「右方向に打つ」という進塁打の意識でもあった。三回1死一塁でも右前適時打を放っており「状況を考えた上で引っ張りにいって、結果につながった」と笑みがこぼれた。(共同)

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