ミスターロッテ誕生秘話 有藤氏2000本を打てたのも与那嶺さんのおかげ」

[ 2011年3月2日 08:33 ]

 巨人、中日でプレーし、中日監督も務めた与那嶺要(よなみね・かなめ)氏が2月28日午後9時45分(日本時間1日午後4時45分)、前立腺がんのため米ハワイ州ホノルル市内で死去した。85歳。

 ▼有藤通世氏(スポニチ本紙評論家) 私が1969年、東京(現ロッテ)に入団したときの打撃コーチだった。キャンプで「バットを寝かせて打ってごらん」と言われてやってみたが、なじまない。そう言うと「そうしたら自分のやり方でやってごらん」と言ってくれた。形を押しつけることなく、いつも「ボールをしっかり叩け」。この年打率・285、21本塁打、55打点の成績で新人王になれたのも、通算2000本安打を打てたのも与那嶺さんのおかげだと思っている。

続きを表示

2011年3月2日のニュース