田中ケガでハム3年目に機会が…初の1軍キャンプも完走「失うものない」

[ 2011年2月26日 11:56 ]

 3年目の日本ハム・中島が初めての1軍キャンプを完走した。過去2年で1軍出場はなく「正直(1軍に)残れるとは思わなかった」と本音を漏らしながらも、「このまま1軍に帯同して恐れずに自分の仕事をしたい。札幌ドームとか絶対緊張してしまうけど…」と誓いを新たにした。

 本職は遊撃だが、今キャンプから二塁手にも挑戦している。練習前の1時間の特守も皆勤賞、連日泥だらけのユニホームで宿舎へ引き揚げるほど自らを追い込んだ。「ショートは野手の中心だし、やっぱり好き。でもセカンドも慣れた。チャンスがあればどこでもやる」と力強く話した。

 不動の二塁手だった田中が25日、右手薬指を骨折。全治に4週間を要する見込みで開幕は微妙な状況だ。中島にとってはチャンス。今キャンプ中の対外試合では全6試合に先発出場した20歳が「失うものは何もない」と開幕1軍、さらには開幕スタメンを目指すつもりだ。

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2011年2月26日のニュース