驚異的回復で真弓監督一転 城島に「開幕目指せ」

[ 2011年2月26日 09:00 ]

2軍の練習に合流し安藤(左)と談笑する城島

 阪神の真弓監督が、左膝半月板手術からの復帰を目指す城島の3・25開幕戦出場にGOサインを出した。

 ヤクルトとの開幕戦(神宮)までちょうど1カ月。高知・安芸での1軍キャンプを打ち上げた25日、指揮官は「開幕に間に合えばいい。そこを目指してもらっていい」と明言。これまでは早期復帰へ消極的だったが、一転して開幕戦出場を見据えた形に方針を転換した。

 城島は24日に大阪市内の病院で検査を受け、座っての捕球などにOKが出た。この日、西宮市内の鳴尾浜球場で行った約3時間の練習でもジャンピングスローを披露するなど調整は順調。「自分の立場は理解している。いいパフォーマンスのできる状態に仕上げていかないといけない」と開幕マスクへ意気込んだ。

 昨年11月9日に手術を受けた時点では全治6カ月の診断。驚異的な回復ぶりに真弓監督も「1軍の投手のボールを受けてもらった方がいい」としており、3月1日から甲子園残留組を相手にブルペン捕球を開始する予定だ。早ければ同9日の楽天戦(甲子園)でDH、代打で出場する可能性も出てきた。

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2011年2月26日のニュース