斎藤 足りなかった1割の部分は…

[ 2011年2月26日 08:25 ]

 日本ハムが25日、沖縄・名護キャンプを打ち上げ、ドラフト1位・斎藤佑樹投手(22=早大)は1年目のキャンプを9割(90点)と振り返った。

 足りなかった1割の部分に「実戦をもう少しやりたかったと思う」と腹痛で20日の練習試合・ヤクルト戦(名護)の登板を回避したことを挙げた。登板回避は後悔がある。一方で「いい休養というか肩休めになった」と腹痛を前向きにとらえる余裕も出てきた。

 26日のロッテ戦は、初のオープン戦登板となる。中継ぎで1イニングを予定する2度目の実戦登板では、打者の反応を見極める。「抑えられればいいけど、打者がどこに打つかも含めて見られたらいいと思う」とテーマを掲げた。入団当初から不安が大きいと話していた右腕は「実戦を投げていく中で取り除けた部分は多少ある」と話した。自信を持って開幕を迎えるため、斎藤が新たな1カ月を歩き出した。

続きを表示

2011年2月26日のニュース