方向性感じ取った西岡 指揮官絶賛「素早い やっていける」

[ 2011年2月26日 09:22 ]

守備練習をするツインズ・西岡

 休む間もなく、守備練習が約1時間半続いた。汗まみれになった西岡は「接戦では、守備が一番大切なものになると思う。守りのチームをつくりたいというのが分かる」と、ツインズの目指す方向性を感じ取った。

 2度のワールドシリーズ制覇に導いたケリー前監督が、特別コーチとして内野陣を指導した。「取るべき3アウトをきっちりと取れば勝てる」と話す名将の信念は、伝統としてしっかりと引き継がれている。

 西岡は主に二塁で併殺や挟殺、外野や投手との連係を的確にこなした。ケリー氏は「基本がわれわれの誇り。ニシ(西岡)は素早く、エネルギーに満ちている。チームの一員としてやっていける」と褒めた。

 レッドソックスが相手の27日のオープン戦初戦は、二塁手としての先発出場が濃厚だ。日本で実績を残した遊撃でのプレーに執着しない西岡は「こういう(守備重視の)チームに入れたのだから、自分もいっしょに成長したい」と自覚を口にした。(共同)

続きを表示

2011年2月26日のニュース