明大撃破で初の決勝も…上武大「ここまでで満足」!?

[ 2009年11月19日 06:00 ]

8回に勝ち越しの適時打を放ち、雄たけびをあげる上武大・富沢

 【明治神宮・大学準決勝 上武大8―5明大】上武大が鮮やかな逆転勝ちで初の決勝に駒を進めた。

 8回2死一、二塁から勝ち越しの右前打を放った富沢は「技術では明大に勝てないので気持ちを強く持っていきました」。前日に成田の1学年後輩のロッテ・唐川から激励の電話をもらったという富沢はうれしそうに振り返った。初優勝に王手をかけた谷口監督は「おこがましくて、そんなこと(優勝と)言えません。ここまでで大満足です」と無欲を強調していた。

 <明大、投手リレー遅れ悔やむ>悪夢の8回となった。4点を奪い5―3と逆転した直後に投入した3番手の森田貴が崩れ、5失点。慌ててエース野村を送り込んだが流れを止めることができず勝利を逃した。昨年の大学選手権に続く準決勝での敗退に善波監督は「できれば野村を使わないでいきたかったが…。六大学の代表として何とか勝ちたかったけど、申し訳ない気持ちです」と投手リレーの遅れを悔やんでいた。

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2009年11月19日のニュース