松井秀、独占交渉期限迫る

[ 2009年11月19日 06:00 ]

 ヤンキースとの4年契約を満了しFAを申請した松井秀喜外野手(35)の独占交渉期限が米東部時間20日午前0時(日本時間21日午後2時)と迫った。

 キャッシュマンGMは地元紙に「代理人から電話はきてるが、どれも返してない。チームの考えをまとめることが先決」と語り、18日(同19日)からの編成会議を経て処遇を決めると強調。すでに下交渉は不調に終わり、同GMは松井が希望する外野手復帰への挑戦権すら認めない発言を繰り返している。急転する可能性は低く、残留交渉決裂は免れない。
 一方で獲得に興味を示すエンゼルスのリーギンスGMはロサンゼルス・タイムズに対し、今FAで1番人気のカージナルス・ホリデー獲得を否定。同GMは「DH兼外野手として松井に興味がある。20~40試合左翼を守ってもらいたい」と語っている。また、ホワイトソックス関係者も「12月12日のノンテンダーFA提出を待ち、正式にオファーを用意する」としている。スポルティング・ニューズ電子版が17日付で注目のFA外野手にホリデー、レッドソックス・ベイに次ぐ3位に松井を選ぶなど、ヤ軍の独占交渉期限は切れても、ゴジラが今オフ注目の存在であることに変わりはなさそうだ。

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2009年11月19日のニュース