大リーグ最優秀監督賞に元大洋助っ人

[ 2009年11月19日 09:34 ]

ロッキーズのジム・トレーシー監督

 今季の米大リーグ最優秀監督賞が18日発表され、ア・リーグはエンゼルスのマイク・ソーシア監督、ナ・リーグはロッキーズのジム・トレーシー監督が選ばれた。ソーシア監督はワールドシリーズ優勝に導いた2002年に続き2度目、トレーシー監督は初の選出。

 50歳のソーシア監督は就任10年目。04年からの6年間に今季を含め5度も西地区で優勝した。ワールドシリーズで優勝したヤンキースのジョー・ジラルディ監督は3位、マリナーズのドン・ワカマツ監督は4位だった。
 現役時代に大洋(現在横浜)でプレーした経験もあるトレーシー監督は53歳。5月末にベンチコーチから昇格し、驚異的な追い上げでワイルドカード(最高勝率2位球団)でのプレーオフに進出を果たした。AP通信によると、途中就任した監督の受賞は03年ワールドシリーズ優勝のマーリンズのジャック・マッキオン監督以来で2人目。
 2年連続でナ・リーグを制したフィリーズのチャーリー・マニエル監督は6位だった。

 ▼ロッキーズ・トレーシー監督の話 この賞は一人では獲得できない。ロッキーズが受賞したんだ。今季は球団のシーズン最多勝利を挙げ、ワイルドカードでプレーオフに進出した。次は地区優勝を目指したい。(共同)

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2009年11月19日のニュース