橋本将、横浜へ　尾花監督との再会に「今なら理解できる」

　ロッテからフリーエージェント（ＦＡ）宣言した橋本将捕手（３３）の横浜入りが１９日、決定的となった。橋本将はこの日、横浜市内のホテルで横浜と交渉し「他球団から話はない。入団の方向に気持ちが向いている」と話した。今後、代理人と球団で条件面を詰め、来週中にも正式決定する見通し。

　横浜の佐藤貞二常務取締役は「感触はとてもよかった。骨をうずめるくらいの気持ちを込めてくれると思う」と述べた。
　橋本将は愛媛・宇和島東高から１９９５年、ドラフト３位でロッテに入団。横浜の尾花新監督がロッテ投手コーチ時代に接していた縁もあり「当時は分からなかったことも今なら理解できると思うので楽しみ」と語った。

　▼橋本将の話　ぜひ来てほしいということで、うれしく思う。若手投手が多いので、コミュニケーションをとってしっかり育ててほしいと言われた。（横浜は低迷中だが）前向きに考えている。セ・リーグは初めてになるので人の話を聞いて勉強したい。守りだけでなく打撃でも結果を出さないといけない。