中日の若手野手CSへ打撃でアピール!

[ 2009年9月28日 21:32 ]

巨人戦に大勝し、タッチを交わす野本(30)ら中日ナイン

 【中日10-1巨人】中日が巨人戦の連敗を6で止めた。既に順位が確定した2チームによる消化試合でも、クライマックスシリーズ(CS)出場を夢見る選手にとっては真剣勝負の場だ。中日はメンバーが固まっていない中堅、右翼で起用された若手が、バットで生き生きとアピールした。

 3安打2打点と気を吐いたのは中堅で先発した野本だ。3回にフェンス直撃の二塁打を放つと、6回1死満塁では「四球の後だったので、初球からいこうと思った」と狙い通りに直球を流し打って2点左前打とした。一方、右翼で今季初先発出場の堂上剛は3回に中犠飛で2年ぶりの打点を挙げると、途中出場した平田も5回に右犠飛を打ち、存在感を示した。

 野本が「しっかりアピールできるように頑張りたい」と引き締まった表情を見せれば、堂上剛は「残りは少ないが、1年分頑張りたい」と気合十分に話す。この激しい競争が続けば、CSに臨むチームの活性剤となりそうだ。

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2009年9月28日のニュース