山本昌 CSへ不安残す5回8失点KO

[ 2009年9月28日 06:00 ]

 【中日2―8阪神】今季阪神戦に初先発の山本昌が5回8失点。CSへ向けて不安を残す今季ラスト登板となった。

 「そんなに悪いわけじゃないんだけど少しずつズレていた。そこを修正していかないと。何とかいい試合にしたかった」。井上の引退試合を飾れなかった左腕はガックリ。初回から毎回走者を背負い、5回には満塁弾を含む6失点。通算42勝の“虎キラー”の面影はなかった。

 ≪井上 引退セレモニーで涙の胴上げ≫今季限りで現役を退く井上は今季初めて「6番・右翼」でフル出場して4打数無安打に終わり、試合後に引退セレモニーが行われた。井上は両チームの選手らがベンチ前に整列して見守る中、阪神の矢野から花束を受け取ると、こらえ切れずに大粒の涙を流した。感無量といった表情で「ふるさとの鹿児島から出てきて20年。球団、名古屋、ファンに育ててもらい感謝しています」とあいさつ。胴上げには矢野、高橋光の元中日の2人も加わった。

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2009年9月28日のニュース