岡田氏、阪神復帰より早期の現場復帰を熱望していた

[ 2009年9月28日 12:15 ]

 オリックスの来季監督となる岡田彰布氏は将来的な阪神の監督復帰も有力視されてきたが、岡田氏自身は早期の現場復帰を熱望していたといわれる。宮内オーナーは新監督の条件として「監督経験者」を掲げており、大阪出身、さらに関西での知名度が抜群な同氏は集客力という側面からもこれ以上ない人材といえる。

 岡田氏は目先のベンチワークに頼った勝利よりも、中、長期的視野に立ったチームづくりを重視する。それはオリックス、阪神時代を含めて計7年間の2軍指導者経験に起因するもので、「ベンチワークの必要のないスタイルが確立されたチームこそが最強」との持論を持つ。世代交代を進めて抜本的なチーム再建を図りたいオリックスにはうってつけの存在と言える。
 早ければ10月2日にも、岡田新監督が正式発表される運びで、新生オリックスが来季に向けてスタートを切る。

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2009年9月28日のニュース