阪神投手陣崩れ…ヤクルトと1・5差に

[ 2009年9月28日 21:48 ]

 【阪神1-7ヤクルト】0・5ゲーム差で迎えた3位ヤクルトとの直接対決。いつもは「一戦一戦」と繰り返す阪神の真弓監督が言葉に力を込めた。「ラストスパートというか、この3連戦が大事になってくる」

 初戦の先発を任されたのは、昨季からここまでヤクルト戦7連勝中の安藤。3回には関本の失策が絡んで1死満塁のピンチを背負うも、宮本を遊ゴロ併殺打に仕留めた。強気にシュートを内角高めに投げ込み、詰まらせた。序盤から高木と息詰まる投手戦を演じた。

 ただ、味方の援護がない。3回2死一、二塁で金本が中飛、四回1死満塁の好機も逸した。力尽きるように安藤が0―0の6回につかまる。2死一、二塁でユウイチに甘く入った直球を中越えに運ばれ、2失点。この回限りで降板した。1―2の7回にはアッチソンら自慢の救援陣が5点を失う。久保投手コーチの「ここからが本当の勝負」という、期待のこもった言葉とは裏腹に、投手陣が崩れていった。

 いいところなく敗れ、ヤクルトとの差は1・5ゲームに。70敗目を喫し、今季の勝ち越しがなくなった。

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2009年9月28日のニュース