ブラゼル　先制９号！１０戦ぶりの一発自賛

　【阪神６―１中日】阪神・ブラゼルが４回に朝倉から先制の９号ソロを放った。１死から、外角のボール気味のシュートを左翼席へ運んだ。「うまく、強く、とらえることができた。先制できて良かった」と１０試合ぶりの一発を自賛した。チームは３回までに５安打を放ちながら無得点。均衡を破る一発に、真弓監督は「試合の流れをつかむ一発。大きかった」と手放しで褒めた。

　≪岩田完投２勝≫阪神の岩田が、４安打１失点完投で今季２勝目をマークした。初回、いきなり井端に三塁打を許したが、決め球のスライダーを低めに集めて３者連続空振り三振に仕留めて勢いに乗った。今月２日、甲子園に自身と同じ１型糖尿病を患う子どもたちを招待。岩田は今でも１日４度のインスリン注射を欠かさない。自身の活躍が子どもたちの励みになる。勝ち星の少ない今季を振り返り「もっともっと結果を残さないと」とどん欲だった。