長崎日大 逃げ切れず…金城監督「私のミス」

[ 2009年8月13日 06:00 ]

<花巻東・長崎日大>グラウンドに一礼し甲子園を去る長崎日大・大瀬良

 【長崎日大(長崎)5―8花巻東(岩手)】長崎日大は3本塁打を含む9安打を放ち、大会注目の左腕、花巻東の菊池を追い詰めたが、敗れた。2回に左翼スタンドへ先制弾を放った山田は「相手が菊池で連打はない。長打で勢いをつけようと思った」と狙い通りの一発を振り返った。6回には本多晃がリードを広げる2ラン。さらに8回にも小柳が勝ち越しのソロ本塁打を左翼へ。小柳は「ビデオで見て打てると思った。そのまま逃げ切れたらよかったけれど…」と逆転負けにぼう然自失。沖縄尚学でセンバツ優勝の実績もある金城監督は「私の選手起用と調整のミス。大瀬良は9回を投げ切る体調をつくれていなかった。もっと走り込みをさせておけば…」と責任を背負い込んだ。守備も相手の巧妙なバントに揺さぶられた。「菊池を攻略しても、ウチらしい本来の守り勝つ野球ができなかったということ」と、悔しさをのみ込むように話した。

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2009年8月13日のニュース