投打ガッチリ 都城商が28年ぶり○

[ 2009年8月13日 13:30 ]

聖望学園―都城商 帽子を飛ばし力投する都城商先発の新西

 第91回全国高校野球選手権大会第4日の第3試合は、6年ぶり3回目出場の聖望学園(埼玉)と28年ぶり2回目出場の都城商(宮崎)が対戦。都城商が初回に4点先制し、新西から藤本への継投でリードを守り5―1で快勝した。都城商が勝利を挙げるのは、初出場で8強に進出した1981年以来28年ぶり。

 都城商は1回、2死一、三塁から5番松原が右前へ先制の適時打。さらに2死満塁から7番米良が走者一掃の二塁打を放ち、3点を追加した。3回には9番米良の左前適時打でさらに1点を追加した。先発の新西は140キロを超える力のある直球を軸に、7回1安打無失点に抑える好投を見せた。
 聖望学園は9回、2死二塁から5番西村が右前へ適時打を放ったが、反撃は1点にとどまった。

 ▼都城商・河野監督の話 選手たちが県大会でやってきたプレーを甲子園でもやってくれた。(左右に打ち分けて初回に大量得点)聖望学園の佐藤くんを攻略するためには、逆方向へ打つと思っていたので、それをしっかりできた。(リードを)2人で投手で守り抜ければ、と思っていた。(先発の新西は)低めにしっかり投げていたし、変化球もコースにきっちり投げていた。

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2009年8月13日のニュース