延長10回サヨナラ!三重がシーソーゲーム制す

[ 2009年8月13日 16:16 ]

熊本工―三重 10回、サヨナラの生還を果たした松田(左端)を跳び上がって迎える三重ナイン

 第91回全国高校野球選手権大会第4日の第4試合は、3年ぶり19回目出場の熊本工(熊本)と3年ぶり10回目出場の三重(三重)が対戦。三重が延長10回、5―4でサヨナラ勝ちした。延長戦は今大会初。

 三重は2点を先制された1回、5番橋本の2点適時打などですかさず逆転。9回に勝ち越しを許した直後に再び橋本が適時二塁打を放ち追いつく。同点で迎えた延長10回には、1死二塁から9番土井がサヨナラとなる適時打を放った。熊本工は初回に6番平江の適時打などで先制し、9回には後藤の右犠飛で一時は逆転する粘りも見せたが、延長戦で力尽きた。

 ▼三重・沖田監督の話(熱戦を制して)選手たちは負けない何かを持っていると前から思っていた。(同点に追いついた)9回も何かをしてくれるんじゃないかと思って見ていた。(サヨナラ打の土井は)普段のバッティング練習で調子が良かったから、セーフティさせようかとも思ったけど、打たせてみた。

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2009年8月13日のニュース