中京大中京 プロ注目・堂林が1失点完投!

[ 2009年8月13日 06:00 ]

 【中京大中京(愛知)5―1龍谷大平安(京都)】投打にプロ注目の中京大中京・堂林が投げては1失点完投、打っては2回に適時打を放った。「まず初戦を突破してホッとしている。マウンドでは余裕があった」と満足そうに話した。WBCでの楽天・岩隈の投球を見て、低めへの制球の大切さを再認識したという堂林。センバツ後、練習試合で左ひざを痛めて約2カ月チームを離れた。それでもトレーニングを続け「夏のマウンドに立つことをずっと目指してきた」。センバツは準々決勝で勝利まであと1死としながら敗退。1球の怖さを知るエースは「1戦1戦、日本一目指してやっていきたい」と堂々宣言した。

 ≪龍谷大平安 原田監督、古豪対戦は「うれしかった」≫古豪同士の対戦に敗れはしたものの、龍谷大平安・原田監督は「頭に大学名はついても“平安”と“中京”の対決。うれしかったですね。もう少し楽しみたかったけど」と振り返った。両校は甲子園で春夏合わせて5度目の対戦で、夏は1933年の決勝以来、76年ぶりに顔を合わせた。対戦成績は龍谷大平安の5連敗。兄・良平が阪神に在籍する橋本主将は「序盤にチーム全体が雰囲気にのまれてしまった。打撃には自信があったので、最後まであきらめなかったが…」と無念の表情だった。

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2009年8月13日のニュース