強力打線は不発も…エース関谷が完封!日大三辛勝

[ 2009年8月13日 11:32 ]

日大三―徳島北 5回裏日大三2死一、二塁、籾山が中前適時打を放つ。捕手林宏

「采配ミス…」涙をぬぐう徳島北の指揮官

“涙のバースデー”強力打線抑えたけど…

 第91回全国高校野球選手権大会第4日の第2試合は、4年ぶり13回目出場の日大三(西東京)と春夏通じて初出場の徳島北(徳島)が対戦。日大三は関谷が完封、2―0で徳島北を下した。
 日大三は4回、徳島北の守備の乱れに乗じて1点を先制。5回には2死一、二塁から9番籾山が中前に適時打を放ち、1点を追加した。先発の関谷は140キロ前後の直球に変化球を織り交ぜ、徳島北打線を4安打完封した。
 徳島北は再三得点圏に走者を送ったが、あと1本が出ずホームが遠かった。先発の阪本は、49代表校中トップのチーム打率.488を誇る日大三打線を3安打に抑えたが、失策に泣く結果となった。

 ▼日大三・小倉監督の話(2得点に終わった打線は)うちは予選では確かに打っているが、大きい左腕の阪本くんは嫌だなと思っていた。始めはエラーで点をもらったが、2点目は籾山が2死から打ってくれたのが大きかった。(完封勝利の関谷は)内野手がエラーで足を引っ張ってしまったけれど、落ち着いて投げてくれた。

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2009年8月13日のニュース