ヤンキースのオーナー“世襲”承認

[ 2008年11月22日 06:00 ]

 大リーグは20日、オーナー会議でヤンキースのジョージ・スタインブレナー・オーナー(78)から息子のハル・スタインブレナー氏(39)への代表交代を承認した。ジョージ氏は近年、体調がすぐれず、実質的には昨年から球団運営をハンク氏とハル氏の2人の息子に任せ、今年4月には2人を「共同会長」とした。ハル氏は「重責ではあるが、父のまねはできない。今までやってきた通りの仕事をやりたい」とコメント。ムシーナ引退表明で切迫した先発投手獲得へ、すでに6年総額1億4000万ドル(約133億円)のオファーを出しているブルワーズFAのサバシアについては「永久には待てない」と期限を設ける考えを示した。

 ≪ムシーナ「転々としたくはなかった」≫ヤンキース・ムシーナが今季限りでの現役引退を正式表明し、電話会見を行った。12月に40歳になる右腕は今季自己最高の20勝を挙げたが「成績の良しあしにかかわらず辞めようと思った」と語り、300勝まで残り30勝となっていたことにも「こだわるのは嫌。現役でいるためだけに(所属を)転々としたくはなかった」とした。引退後の活動は未定。

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2008年11月22日のニュース