桑田氏“球友”の手で東京ドームに3度舞う

[ 2008年11月22日 13:55 ]

 米大リーグのパイレーツや巨人のエースとして活躍し、3月下旬に現役引退した桑田真澄氏が22日、東京ドームで行われた昭和42年度生まれのプロ野球選手OBで組織する「昭和42年選手会」主催の野球教室に参加し、東京、神奈川の中学6チーム108人にノックなど指導を行った。

 中学生と対戦するエキシビションマッチでは、かつての本拠地のマウンドも上がり、打者10人に対して計28球を投げ、中前打と一塁内野安打で走者を出したが、後続を打ち取って無失点で終え「気持ち良かった。ついつい外角低めに投げてしまった」と照れ笑いを浮かべた。

 イベント後は佐々木主浩氏、大塚光二氏(ともに野球評論家)ら仲間に引退セレモニーとして3度胴上げされ「みんなの思いやり、温かい心を感じ、うれしかった。これからはアマチュア球界に恩返しをしたい」と話した。

続きを表示

2008年11月22日のニュース