国外流出選手の制限 選手会が反対

[ 2008年11月22日 06:00 ]

 日本プロ野球組織(NPB)と労組・選手会の事務折衝が21日、都内ホテルで行われ、選手会による11項目の要望・提案などについて協議。ドラフトを拒否して国外のプロでプレーした選手に対し、NPBが新たに設けた帰国時の契約制限(高校出は3年、大学・社会人出は2年国内のプロ球団と契約できない)について話したが、選手会が契約制限に反対して議論は平行線だった。

 育成選手との契約は同一球団では3年までしか結べなかったが、4年目以降も可能とすることで合意。また、FA制度などでも意見を交換し、海外FA取得前に、国内FAとポスティング・システム(入札制度)を悪用して米大リーグ移籍を行えないよう制限することで意見が一致した。

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2008年11月22日のニュース