日本人メジャーリーガーはWBC出場OK

[ 2008年11月22日 06:00 ]

 日本人メジャーリーガーはWBC出場に意欲的だった。NPBからMLBを通じて出場要請が出されていた海外組で、この日までに辞退を伝えてきた選手はいなかったという。原監督は「われわれが考えていたメンバーに関して誰一人“ノー”と言う人はいなかった。松井秀も?もちろん」と説明。足並みがそろわなかった国内組とは対照的だった。

 すでにイチロー(マリナーズ)や松坂(レッドソックス)らは前向きな姿勢を表明。原監督が目指す「最強チーム」の根幹をなすのが海外組だけに、侍ジャパンのチーム編成には朗報だ。ただ、一方でネックとなるのが新たに設けられたWBC大会規定。今季45日以上故障者リスト(DL)入りした選手の代表チームへの選出には所属球団の承認が必要で、松井秀(ヤンキース)と松井稼(アストロズ)はこれに該当している。山田投手コーチは「かなり難しい問題なので時間が必要」として、スタッフ会議では欠場も想定したメンバー編成も検討された。

 それでも原監督は「問題はコンディションだと思う。(大会まで)まだ時間がある。選手とわれわれの気持ちを確認することが大事ですから」と強調。ぎりぎりまで待つ方針を示していた。

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2008年11月22日のニュース