八村塁「厳しいシリーズだった」 4点プレーで会場大爆発!25得点の躍動 夏のFA「代理人に任せてる」

[ 2026年5月12日 16:12 ]

NBA西PO準決勝・第4戦   レイカーズ110ー115サンダー ( 2026年5月11日    クリプト・ドットコム・アリーナ )

レブロン・ジェームズ(左)とタッチを交わす八村塁(ロイター)

 レイカーズの八村塁(28)が11日(日本時間12日)、西プレーオフ(PO)準決勝・第4戦の本拠地サンダー戦に先発出場した。後半に4本の3Pシュートを決めるなど25得点の躍動。チームは第3Qに一時逆転して、接戦の展開となったが最終Qで競り負けた。4連敗で準決勝敗退が確定した。

 「厳しいシリーズでした」

 負けたらシーズン終了の背水の陣。八村は後半に大暴れした。前半は3Pシュート不発で4得点に終わった。第3Qはスタートから出場すると、残り11分28秒で右エルボー付近からジャンプショットを決めて後半初得点。残り10分38秒に左エルボー付近からジャンプショットを沈めると、残り10分には右コーナーから3Pシュートを決めて3連続得点をマークした。残り6分14秒には左コーナー付近から3Pシュートを沈めた。残り1分22秒には相手の反則を誘ってフリースローを2本決めた。

 勝負の第4Qも引き続き出場したが、残り10分6秒で一旦ベンチに下がった。残り8分37秒からコートに戻ると、残り5分31秒で左エルボー付近からプルアップミドルショットを決めた。残り3分10秒に左コーナーから3Pシュートを沈めた。残り1分41秒で左コーナーからステップバック3Pシュートを決めると、相手の反則を誘ったフリースローを決めて4点プレーを成立させて世界のバスケファンを大興奮させた。後半だけで21得点を記録したが白星にはつながらなかった。

 八村はチーム最長43分11秒出場。25得点5リバウンド2アシストをマーク。シュートは15本試投で9本成功。FG成功率は60%。3Pシュートは8本試投で4本成功。3P成功率は50%。NBA史上最長となる13試合連続の3P成功率50%を継続させた。

 試合後会見の様子を地元メディア「レイカーズネーション」がYouTubeに動画を投稿した。

 「相手は昨季のチャンピオンチームであり、我々はヒューストン・ロケッツというNBAでも屈指のフィジカルな相手との激闘を勝ち抜いてきたばかりで、休む間もなくこのシリーズに突入してきた。相手は10日間も休息を取っていたのとは対照的でしたね。ゲームプランも何度も調整しましたが、相手はチャンピオンになるべくして、チャンピオンになったチーム。我々が何をやっても常に修正して対応してくる。色々と策は講じましたが、結果として上手くいきませんでした。それでも、このチームの戦いぶりは誇りに思ってる」と今シリーズを振り返った。

 そしてレイカーズでは4季目のシーズンが終了した。「ウィザーズ時代を含め、以前は自分の役割が何なのか、コート上でどうあるべきなのかを明確に理解できていなかったと思います。チームメートやコーチが変わる中で、自分がどういうタイプの選手なのか迷っていました」と回想を始めた。

 しかしレイカーズでフィル・ハンディコーチに出会って大きな変化があったという。「フィル・ハンディコーチには本当に感謝している。彼が『このリーグで生き残り、チームでインパクトを残すために何が必要か』を具体的に教えてくれました。その最大のものが3ポイントシュートだった。正直に言えば、私はもともとシュートを打つのが得意ではなく、あまり好きでもありませんでした。それでも、JJ(レディックHC)からも『とにかくたくさん打て』と求められました。自分にとっては全く異なるプレースタイルへの適応が必要でしたが、それが私にとって最も大きく進化した部分だと思います」と成長にも手応えを感じていた。

 今夏にはフリーエージェントになる。「(自身の契約に関しては)全く考えていませんでした。代理人とも、関係者ともその話は一切していません。他のフリーエージェント選手についても同様。ファンが気にかけているのは知っていますが、私自身はそういったことは頭になく、ただ目の前の試合、プレーオフを勝ち抜くことだけに集中していた。もちろん、このチームは大好きです。ここに4シーズンいて、ロブ(ペリンカGM)やオーナー、スタッフを含め、彼らが私にしてくれたことには本当に感謝していますし、組織の運営の仕方も素晴らしいと感じています。ただ、最終的な契約交渉は私の仕事ではありません。私は交渉が上手いわけではないので、全ては代理人に任せています」と今後について言及した。

この記事のフォト

「八村塁」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2026年5月12日のニュース