りくりゅう引退 三浦「7年間はかけがえのない時間」 木原「最高のパートナーに出会えたと心から感謝」

[ 2026年4月28日 10:47 ]

<三浦璃来・木原龍一組会見>会見に臨む三浦璃来・木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、都内で現役引退発表会見を行った。2人はお互いに言葉をかけ合った。

 会見冒頭、三浦が集まった報道陣への感謝の言葉を語ると、隣の木原は号泣。会見開始からわずか3秒で涙を流した。三浦は「泣かないで」と優しくなぐさめた。

 記者からこれまでの活動に対してお互いにどんな言葉をかけたいのかを聞かれると、三浦は「オリンピックの団体戦のうちわにお互いメッセージを書いていた。私から木原さんへの思いがあふれすぎて泣きながら書いていた」と振り返った。うちわには「私と組んでくれてありがとう。オリンピックの今だ一番最強だよ。自分の積み重ねてきたものを信じてやれば大丈夫。りくりゅうらしく笑顔でスピードでやり切ろう」と書いたといい、「それを見ながらオリンピック期間中頑張ってこれた。木原さんからのメッセージにも凄く心を支えられていた」と明かした。

 2人は2019年にペアを結成。三浦は「木原さんと組んだ7年間はアスリートとしてだけでなく1人の人間として成長することができた。7年間はかけがえのない時間だったなと思っています」としみじみ語った。

 木原は「2019年にりくちゃんの方からお話をいただいた。正直声をかけていただけなかったら僕は引退していたと思う」と回想。「あの日声をかけてくれたことに心から感謝しています。りくちゃんとじゃなかったらここまでこれなかったと思います。最高のパートナーに出会えたと心から感謝しています」と三浦に感謝した。

 2人は17日にSNSで引退を発表。「私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です」とつづった。25日のミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」後の取材で木原は「これからプロとして2人で頑張っていきます」と今後について語っていた。

 りくりゅうは19年に結成。22年北京五輪では団体銀に貢献。23年に日本ペアとして初めて世界選手権で優勝。このシーズンの世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルの主要国際タイトルを全制覇し、日本初の年間グランドスラムを達成した。26年のミラノ・コルティナ五輪では2大会連続となる団体銀に貢献。個人戦ではショートプログラム5位からの逆転劇で日本ペア史上初の金メダルに輝いた。

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