【大相撲】雷親方の長男・垣添玄空がプロ入り、夏場所でデビューへ 母も3度女王の最強遺伝子

[ 2026年4月19日 17:59 ]

角界最強?の垣添ファミリー。左から雷親方、長男・玄空、長女・星空、栄美夫人
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 大相撲の元小結・垣添の雷親方の長男、垣添玄空(はるく 18)が19日、プロ入りを発表した。5月1日の夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)新弟子検査を受検する。同日、東京都墨田区の雷部屋で会見し「やるんだったら気合入れて、全力でやりたい」と決意を示した。

 2007年生まれ。中学まではスポーツ歴がなく、もっぱらゲームばかりをしていたという。厳しい稽古風景や父がケガで苦しんでいる姿を快く受け入れることができず「相撲が嫌いな時期もあった」。しかし、上野中3年時に父に付き添われた栃木国体で埼玉栄高相撲部の山田道紀監督に声をかけられ、入部。「まずは相撲ができる体作り」を目指していたが「実際相撲を取ってみて楽しかった」と相撲の魅力にはまっていった。

 経験者ばかりのエリート集団のなかで厳しい稽古にも必死にもがき成長。2年秋に翌春の高校選抜大会出場者選出の部内大会で優勝しプロ入りへの気持ちが傾いた。昨夏のインターハイでは団体戦で4戦全勝と活躍するなど貢献。卒業前に父にプロ入りの意向を伝えた。

 父は元小結、母・垣添栄美さんも女子相撲で全日本選手権の重量級で3度の優勝。妹の星空(せいら)も埼玉栄高の相撲部所属だ。相撲を始めて3年余でも実績を残してきたのは両親から「最強の遺伝子」を受け継いでいることは間違いない。若貴兄弟、井筒3兄弟ら名力士の子息は数多いが、母も相撲で活躍したケースは異例。会見では母の栄美さんが出し投げを伝授したことも明かし「環境が恵まれていると思うし、(強くなるのも)自分次第だなと思った」と話す。

 5月1日の新弟子検査を経て夏場所でデビュー。雷部屋からは日体大出身で幕下最下位格付け出しの資格を得たリ・ビル・クリストファーも「火雷(ほのいかづち)」の四股名でデビューを予定している。四股名は「垣添」で決定。二世力士で注目されることには「親は親だし違う存在。超えたいのはあるけど、それでプレッシャーとかはないです」ときっぱり。目標は横綱・朝青龍という18歳は「花火みたいな力士になりたい」と夢を掲げた。

 ▼雷親方 「また心配ごとが増えて、大丈夫かなと思いますよ。自分が…。うれしさ半分、心配半分ですね。強くて人間的にも素晴らしい力士になってほしい。とにかく悔いがないよう、私も厳しく指導していきたい」

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