【二所ノ関親方 真眼】先輩・若隆景の貫録 藤ノ川に“まだ早いぞ!”

[ 2026年3月18日 05:30 ]

大相撲春場所10日目 ( 2026年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

藤ノ川(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・北條 貴史)
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 楽しみにしている方も多かった若隆景と藤ノ川の初対戦。見どころ満載の一番は先輩の若隆景がねじ伏せるような相撲で貫禄を示しました。

 素早く立った藤ノ川にもろ差しを許す展開。そこで慌てず冷静に対処しました。軽く振ってから左のおっつけ。しっかり圧力をかけながら力強く押し出しました。昔は上がってくる若手に壁になる人が必ずいました。まだ早いぞ!久々にそんな印象を植え付けるベテランの味でした。

 小兵だけにケガはつきもの。不安を抱えながらの土俵も増えました。そんな中で藤ノ川戦のような冷静なさばきを見せれば幅も広がってきます。右ができなければ左のおっつけを使う。おっつけの形も奇麗でしたし、下で見ていて気持ちが良かったです。

 豊昇龍もようやくエンジンがかかってきました。素早く右を差して一気に出る。若元春の調子が上がっていないとはいえ、勢いをつけるには十分過ぎる勝利でした。(元横綱・稀勢の里)

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